INTERVIEW
令和2年4月入社
建築科高校在学時から木工の授業やものづくりが好きだったこともあり、家具製作の仕事に興味をもち、小見山木工に就職。本社工場で製造を担当している。「リフレッシュ法は趣味のジョギングです」
僕は建築科の高校を卒業後、小見山木工に入社しました。僕の通っていた高校では、卒業生の多くが大工や現場監督、施工管理といった職を目指すのですが、僕はそれらの仕事にはあまり惹かれず、何か違うことをしたいと思っていました。そして、就職先を探していて一番興味をもったのが、小見山木工だったんです。高校の授業で簡単な椅子などをつくる機会もあって、木工作業は好きだったんですよね。ですから、オーダーメイドの家具を製作している会社があることを知って「面白そうな仕事だな」と興味をもち、応募を決めました。
僕が担当しているのは、本社工場での家具の製造です。もらった図面をもとに、つくり方を自分で考えたり聞いたりしながら、ひとりまたは共同で作業をおこないます。最初は簡単な作業からはじめ、3年経った今ではひとりでできることも増えてきました。 入社当初は、上司の作業や完成品、図面などをよく見て、わからないことを聞いたりしながら、仕事を覚えていきました。慣れないうちは、つくっている過程で傷をつけないよう、丁寧に扱うことが難しかったです。高校で勉強したことが役立つこともありますが、実際に仕事に入ってから学ぶことのほうが、ずっと大きいと感じますね。
家具製作の面白さは、最初は簡単なものしかつくれなかったのが、年数が経つにつれて、だんだんと難しいものもつくれるようになっていくことです。今まで手がけた仕事で印象に残っているのは、少し変わった形のパーテーションです。ところどころ教わりながらも、ほぼ自分で完成させたものなので、すごく思い入れがあります。 この仕事は、納期に合わせて商品を完成させなければいけないので、製作期間が短いときの作業は少し大変だったりします。けれども、経験を積むことで、将来どこへいっても通用する技術が身に付くことは、この仕事の大きな魅力だと思います。
この会社には優しく穏やかな人が多く、わからないことも、聞けば丁寧に答えてもらえるので、仕事がしやすいです。僕も、教えるのはあまり得意ではないのですが、わかることなら対応できるので遠慮なく聞いてもらえればと思います。家具づくりは、ものをつくるのが楽しいと思える人には、おすすめの仕事です。木工にふれたことがない人でも、やっていくうちにいろいろなことができるようになるので、経験の有無は全然気にしなくていいと思います。僕自身も、難しい家具をひとりでつくれるよう「もっとできることを増やす」を目標としています。その達成感を味わえるのも、楽しみのひとつです。
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